在庫処分セール 言い換え 「源氏物語」真木柱の巻・帝（冷泉天皇）、女君（玉鬘の姫君）への恋情に思いくるしむ・大炊御門宗氏・自筆35A 和書

令和6年から「源氏物語」の作者・紫式部をモデルにしたNHK大河ドラマ「光る君へ」が放送されております。矢橋赤山・矢橋赤水著 大野鉄之助編『赤山遺稿・赤水遺稿』（全2冊揃）昭和10年 矢橋龍吉刊（岐阜県不破郡）岐阜県・美濃赤坂郷土史料。

京都の公卿・大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵

自筆「源氏物語」の「真木柱（まきばしら）」の巻は、禁裏（京都御所）において書かれたものです。古文書 希少『大臣関白状』『二条政関白』室町時代 二条正嗣 肉筆 公卿 関白 太政大臣 祭り事 皇室 神事時代物唐本唐物政事古書古筆古美術。

原文は「源氏物語・真木柱の巻」として美しく描かれている

自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏（おおいのみかどむねうじ）」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇（ごつちみかどてんのう）の曽祖父です。平城明徳序『元明花鳥画典』(全2冊揃)1883年 青木嵩山堂刊 明治時代和本 木版画 元明華鳥画典 中国絵画 中国美術 中国古画。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。【明治32年 富岡永洗木版『新婚旅行の図』付き 旅行案内 日用百科全書 第14編 大橋又太郎 編 博文館 検】芸術美術古写真古書歴史資料骨董。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子（のぶこ）であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。賀茂季鷹著 源躬弦跋『正誤假名遣』天明8年跋 上総屋利兵衛版 江戸時代和本 歌人・国学者による仮名遣い一覧書。現在の今上天皇と系譜がつながっている。f24020805〇文の文庫 書淫欄主人序編 艶書 艶本 江戸末期〇和本古書古文書。

 関白・近衛基熙（このえ もとひろ）は、後水尾院（第108代後水尾天皇）の皇女・常子内親王と結婚。C1/桃垣葉　上下　和綴本。二人の皇女・熙子（ひろこ）は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。軍事資料　兵営図　絵図★「歩兵第三十連隊略図」明治34年11月発行　所在地　新津 - 村松 - 高田。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子（ひろこ）は将軍家宣の正室となった。入手困難 極美 古銭『小林会長古稀祝寿泉譜』日本貨幣協会 昭和37年 拓本 寛永通宝 元文稲荷小判金 古札 神聖ローマ帝国古銀貨 大福二神。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流（下記に掲示）で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。■『浮世オン・パレード』酒井潔著・兼編集装丁担当。談奇群書。昭和６年初版。竹醉書房刊。■比較的稀本の範疇。。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。『複製本 山陽筆 象墜記　原本:高松宮家蔵品　絹本　別冊付き　審美書院　 年代不明　　　　頼翁 真蹟 象墜帖 戦前。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。【和本】三刻 春秋左氏傳校本 全30巻・15冊　著者： 尾張秦鼎校本・他　明治4年　出版社：山内屋五郎助・他★ko2.01。（資料の記録は下記に掲示）

 出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）」の自筆です。東京名所　巻一・巻三　寫本　江戸名所圖會抜萃。
 自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。摂大乗論講読 上田義文 昭和56年　浄土真宗 仏教 検)親鸞本願寺仏陀空海浄土宗浄土真宗真言宗 戦前明治大正古書和書古本 NF。「源氏物語」には、応永五年（1398）～応永十三年（1406）までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。最短即日発送 激レア 初版 1902年 小泉八雲 ラフカディオ・ハーン『骨董』 KOTTO 洋書 古書 GENJIRO YETO アンティーク 現品限り 英語版。このため後醍醐天皇の宸翰（しんかん・天皇自筆）にかなり近い年代に書かれていることがわかる。和装本　講孟剳記　全3冊　吉田松陰　松下村塾蔵版。また、各巻ごとの書かれた年については不明。中外新聞　外篇　巻１～巻23（終巻）完揃　柳河春三。従って、応永五年とは、書き始めの年である。小堀遠州自筆書状幅　永井尚政宛。また、落款から、後年、近衛基熙（1648～1722）の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。▼　【計5冊揃　定本墨場必携集成 全巻セット　雄山閣　北川博邦　昭和62】182-02403。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。弓道・弓術巻物・日置流雪荷派・方道起請巻・射形目録・八十五箇条・長さ約3m50cm。

 大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年（1068）～天承元年（1131）を祖として創立された。曲斎注『七部婆心録』（全6冊揃）万延元年跋 山城屋佐兵衛他刊 江戸時代和本 俳諧書 俳書。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門（おおいみかど）」を称する。稀少 1850年 嘉永3年 堀川唄 真實録 木版画 浮世絵 山姥 鬼婆 鬼女 妖怪 化物 怪奇 大鷹 侍 刀 着物 和本 草双紙 古書 古文書 約100ページ。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。近江彦根藩領出流原村古文書●嘉永6年　御巡見ニ付御用向御窺之覚と人足数　８丁　藩主井伊直弼⑩　下野国安蘇郡　現在の佐野市　231015。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。写図『応永二十四年難波七浦図 全』宝暦5年写 応永24年に描かれた大坂近辺の港湾図 江戸時代古地図 和本。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。生花古流百記 上下／　和服裁縫全集　／　　相馬日記　　かなり古いもの全て　古書セット　アンティーク。応永5年（1398年）に従三位となり公卿に列する。泉花堂三蝶『諸鳥飼伝百千鳥』寛政11年序 飼い鳥の餌の製法や病気治療法など鳥の飼育全般を解説した博物学書 江戸時代和本明治刷。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年（1420年）に内大臣に昇任した。松井輝星(松井羅洲）『它山石初編』（全四巻四冊揃）弘化2年 銭屋惣四郎他刊 江戸時代和本 易学者による随筆集。

 旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』（いっきしょう）を著（あらわ）しております。西天東土/神月徹宗/非売品/大正12年/支那に入り上代の禅跡を訪ひ次で印度に遊び遂に仏世の聖風を慕ふ。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。観て来た満鮮/東京市立小石川工業学校長・杉山佐七先生/非売品/昭和10年/國民の多數が満洲國の賞状を正視し理解し認識しなければな ぬ。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。『曽我物語』（全12巻12冊揃）貞享4年 松會新板 江戸時代和本 絵入本 鎌倉時代の軍記物語 曾我物語。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。『改正諸罰則一覧 法制局蔵版』明治12年博文本社 明治時代和本 郵便・鉄道・裁判所呼出・証券・狩猟などに関する罪状と罰則（罰金）一覧書。

 出品した「源氏物語」は真木柱（まきばしら）の内容の要旨
「真木柱の巻」は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。完品 関野準一郎 木版画4枚入『絵入小説 天目山荘』限定160部 昭和30年 私家版。第31帖。広瀬旭荘『梅詩鈔 初・ニ・三編』(9冊)嘉永元年河内屋茂兵衛他刊 漢詩集 江戸時代和本。尚侍（ないしのかみ）として宮廷に出仕を控えていた玉鬘の姫君だったが、その直前に髭黒大将が女房の手引きで強引に結婚することになった。北満風土雑記/三上次男/昭和13年/歴史考古民族等諸學の研究者に歡迎されることは勿諭一般讀者も北満跋?の雄圖が勃として胸裡に湧起する。髭黒大将はその後玉鬘の姫君を迎えるために邸の改築に取り掛かる。影宋本 備急千金要方(千金方)孫思邈 医学書(複製)和綴じ本(和本)35冊揃 昭和49年 限定500部 タトウ箱 毎日新聞社 専門書 s22042403。だが、その様子を見た北の方（髭黒大将の正室）は絶望し香炉の灰を髭黒大将に浴びせる。当方、先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　小笠原　小笠掛之書　古文書。この事件で完全に北の方に愛想を尽かした髭黒大将は玉鬘の姫君に入り浸り、とうとう業を煮やした北の方の父・式部卿宮は、髭黒大将の留守の間に北の方と子供たちを迎えにやる。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　　毛利　　古文書　　 書状。明けて新年、相変わらず塞ぎこんでいる玉鬘の姫君に髭黒大将もようやく出仕を許す気になり、玉鬘の姫君は華々しく参内する。浜野知三郎編『海保漁村先生年譜 附論語駁異』昭和13年刊 太田錦城に師事した幕末の考証学派の儒学者/漢学者 漢文集。早速訪れた冷泉帝は噂以上の玉鬘の姫君の美しさに魅了されて熱心に想いを訴え、それに慌てた髭黒大将は退出をせきたててそのまま玉鬘の姫君を自邸へ連れ帰ってしまった。平戸松浦家編『梅沢荘賀寿詞集』昭和8年刊 献呈箋付（伯爵松浦厚）漢詩集 和本 和装活字本。

自筆右下四つの印のうち下２つは、仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室・伊達貞子の押印、上２つは、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫（玉映）の落款。絵図 （城郭図） 島根県 石見國 浜田城 濱田城 （レターパックライト発送）。


原本自筆上部には、「年光東流水」（年光東流の水）漢文の篆書印が押捺されている。頼山陽選『古文典刑』（全3冊揃）河内屋茂兵衛他版 江戸時代和本 岡山県師範学校旧蔵書。白楽天の有名な漢詩です。渡辺玄対『南画山水画式』（全2冊揃）大正7年松山堂蔵版 江戸時代中期の山水画家が中国絵画（中国古画）を臨写した木版画譜 中国美術 和本。言葉の意味は、「時間の流れは東へと流れる川の水のように止まることなく流れてゆく」です。フリードリヒ・フォン・シラー原著 葦田束雄『字血句涙 回天之弦声』（全2冊揃）明治20年鎗田政治郎刊 明治時代和本 ドイツ文学翻案書。「源氏物語」真木柱の巻の原文中には、「おほつかなき月日も重なりぬるを」とあります。f240502032〇彩色木版画 広重 富士三十六景 甲斐犬目峠 山梨県上野原市 アダチ版画研究所 昭和５０年〇和本古書古文書。源氏の君が恋する玉鬘の姫君への懐かし想いを記したものです。送料無料!? 戦前　主婦之友6月号付録 島田啓三 新案カハリ絵 コロコロ探検隊 昭和24年あたり　当時物　昭和レトロ。現代語訳では、「お逢いしないうちに月日も重なってしまいました」というものです。ジャングルブック　菊地寬編。紫式部が「真木柱」を書くに際し、白楽天の漢詩を読み理解し共鳴していることがよくわかる。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　　書状　古文書。詳細な理由は下記説明欄に記載。菅茶山『黄葉夕陽村舎詩 前編』（全八巻附録二巻五冊揃）弘化4年 河内屋喜兵衛他刊 江戸時代和本 漢詩集。

（自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　　毛利　　古文書　　書状。）

大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載

《「源氏物語」真木柱（まきばしら）の巻》
原本自筆上部には、「年光東流水」（年光東流の水）漢文の篆書印が押捺されている。明治の頃　各種台帳の大山（^00XE19C。白楽天の有名な漢詩です。卜部氏訳『通辯独学並五大洲地名箋』明治6年 宝玉堂蔵・河内屋真七他刊 明治時代和本 明治初期の外国地名書 地理書 地誌。
言葉の意味は、「時間の流れは東へと流れる川の水のように止まることなく流れてゆく」です。★★蒔絵箱入り　小倉百人一首　百人の和歌　飛鳥時代～鎌倉時代の歌人★★。

「額縁入自筆原本」


「自筆原本」


自筆右下の２つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫（玉映）の落款。けいせい恋飛脚 傾城恋飛脚　安永2年 菅専助・若竹笛躬　浄瑠璃歌舞伎　近松門左衛門　江戸時代　検） 古書和書古本和本古文書写本 NT。
原本自筆上部には、「年光東流水」（年光東流の水）漢文の篆書印が押捺されている。f23122905〇佳人之奇遇 １～１０巻 １０冊 東海散士 柴四郎 博文堂 明治２４年 会津の遺臣である東海散士佳人之奇遇〇和本古書古文書。言葉の意味は、「時間の流れは東へと流れる川の水のように止まることなく流れてゆく」です。古文書　太政官日誌　明治2年　第11号～17号　７冊まとめて。白楽天の有名な漢詩です。富岡鉄斎題字『能楽装束文様大観』彩色木版画12枚入 明治時代末に刊行された能装束作品集 お能。



自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）の落款（印譜）


自筆が「古切」とされたのは江戸時代。広川正編輯『清楽横笛独時習』明治26年 吉沢富太郎刊 清楽譜 明清楽 中国音楽 明治時代和本。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載

（１）・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。武田鶯塘著 巌谷小波題句 岡野栄木版画『鶯塘集』昭和10年 南柯吟社出版部刊 俳句集。

《「源氏物語」真木柱（まきばしら）の巻》

《やす(安)かるましき》・・・・・わさ成けり。戦前資料　欧州戦争と各国の臨時措置　第１輯　昭和14年　大阪商工会議所　BD03。いま(今)は
なに(何)ゝつけてか心をもみた(乱)らまし、に(似)けなき恋の
つまなりや、と、さましわひ給て、御こと(琴)か()き
な(鳴)らして、なつかしうひ(弾)きなし給しつま(爪)音、
思ひ出られ給ふ。『筆道指南手引草』（全3冊揃）文化3年多田勘兵衛他刊 江戸時代和本 書道往来物。あつまのしら(調)へをすかゝきて、
「玉藻はなか(刈)りそ」とうた(謡)ひすさひ給ふも、
こひ(恋)しき人にみ(見)せたらは、
あはれす(過)くすましき御さま(様)なり。五本亭万羽編『八雲拾遺 高根五歌仙 全』文化9年序刊 江戸時代和本 俳諧書 俳書 俳句 成田蒼句収載。
うち(内)にも、ほのかに御らん(覧)せし御かたち(容貌)
ありさま(有様)を、御心にかけ給て、「あか(赤)も(裳)たれ
ひ(引)きいにしすかた(姿)を」と、にくけなるふる
こと(古言)なれと、御こと(言)くさ(種)になりてなん、
なか(眺)めさせ給ひける。隆寛『浄土安心 捨子問答』（全2冊揃）貞享2年福森兵左衛門刊 江戸時代和本 仏教書 仏書 浄土宗 鎌倉時代-室町時代頃成立。御ふみ(文)は
忍ひ忍ひに・・・・・《ありけり》

（文責・出品者）
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。ｆ#6　特装本　戦前書籍　鮭鱒聚苑　松下高・高山謙治/著　昭和17年　水産社　1500部限定　当時物　/M04。

（２）・自筆の「原文の現代語訳文」は次の通りです。英吉利文典。

《「源氏物語」真木柱（まきばしら）の巻》
《大雪の日・玉鬘の君の邸に行こうとする大将の装束に香をたく北の方（正室）》

《髭黒大将の北の方、大将に背後から香炉の灰をふりかける有名な場面》

《冷泉天皇、玉鬘の姫君に愛の心情を告白》

《源氏の君と玉鬘の姫君、手紙のやりとりで旧交を恋偲ぶ》

《帝（冷泉天皇）、女君（玉鬘の姫君）への恋情に思いくるしむ》

《その昔、朧月夜(おぼろづきよ)の尚侍の君を朱雀院(すざくいん)の母后が
無理に逢わせぬようになさったときのことなどをお思い出しになるが、
しかし今の場合はさしあたって目前のことゆえか、
世にまたとなく悲しさが身にしみるのであった。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　　　中津　古文書　書状。
（源氏の君）「多情な人間は、自ら求めて苦労の》・・・・・種をまくものよ。源氏の君・東の院に住む空蝉（うつせみ）の君としみじみと語り合う「源氏物語」初音の巻の原本・大炊御門宗氏・自筆・12B。
いまさらなんのために心を乱すことがあろう。源信『阿弥陀経略記』承応3年 秋田屋平左衛門刊 江戸時代和本 天台宗 仏教書 仏書。
あの人（玉鬘の姫君）はもう自分には似合わしくない恋の相手ではないか」
と、君（源氏の君）は、女君（玉鬘の姫君）あきらめようとなさっても、
それがおできになれないので、お琴をかき鳴らされると、あの女君（玉鬘の姫君）が
やさしくお弾(ひ)きになった爪音(つまおと)を思い出さずにはいらっしゃれない。【希少】優秀犬作出の理論と実際 陸軍大佐 今田荘一 日本犬 日本ドツグ社 昭和8年【ta04b】。
和琴(わごん)の調べをすががきにして、君（源氏の君）は、
（源氏の君）「玉藻(たまも)はな刈りそ」
と謡い興じていらっしゃるにつけても、その姿を恋しいあのお方に見せたら、
きっと心を動かされるにちがいないと思う御有様である。楽翁　松平定信書幅。
《二十三・帝（冷泉天皇）、女君（玉鬘の姫君）への恋情に思いくるしむ》
　帝（冷泉天皇）におかせられても、ほんのちらとごらんにあそばした
尚侍の君（玉鬘の姫君）のご器量や風情(ふぜい)をお心におとめになって、
（冷泉天皇）「赤裳(あかも)垂れ引きいにし姿を」
と、いかにも聞き苦しい古歌ではあるけれど、それが御口癖になって、
物思いに沈んでいらっしゃるのであった。当方、先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　　古文書　　書状。
君（源氏の君）と女君（玉鬘の姫君）とのお便りの交換は
人目を忍び時々・・・・・《遣(つか)わされるのだった。邪宗門　北原白秋　日焼け強/HCZG。》

備考・髭黒大将の北の方（大将の正室）は、紫の上の異母姉

現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授（1999年没）

備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。【洛座】王羲之彙帖大観 10冊 揃い 于右任題 呉昌碩 ＜ 煎茶道具急須中国古美術中国古書漢籍書道碑法帖。




（２）・自筆の「英訳文」は次の通りです。室鳩巣著 国枝松宇補『重訂赤穂義人録補正』（全2冊揃）明治5年静観堂伊六 明治時代和本 赤穂事件 赤穂義士 赤穂浪士 忠臣蔵資料。

《The Cypress Pillar（真木柱）》
Men of feeling did have a way of sowing bitter herbs.
He tried to make himself accept the plain facts,
that the lady was not a proper object for his affections
and that these regrets came too late.
He took out a japanese koto, and it too brought memories.
What a gentle touch she had had!
He plucked a note or two and, trying to make it sound
lighthearted, sang "The Jeweled Grasses" to himself.
It is hard to believe that the lady for whom he longed would not
have pitied him if she could have seen him.
Nor was the emperor able to forget the beauty
and elegance he had seen so briefly.
"Off she went, trailing long red skirts behind her."

英語訳文（英文）の出典：『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker（エドワード・ジョージ・サイデンステッカー）コロンビア大学教授（2007年没）


（２）・自筆の「中国語訳」は次の通りです。サナエ748　江戸期　古文書　明和九年略年代記　江戸大火の報告書　９ページ　墨筆　肉筆　本物保証　越前府中蔵うぶだし。

《真木柱》
　从今以后，我不再做心之事了。0026716 前々太平記 全20冊(21巻)揃 平住専安 毛利田庄太郎 正徳5年 伊予吉田藩 御殿医。况且恋情本是不有的。庭川庄左衛門序『将棋袖珍手段』宝暦13年序刊 江戸時代の将棋書 江戸時代和本。”
努力自制，十分痛苦，便取琴来，忽又想起玉鬘弦的指。和本 道二翁道話四篇巻中、道二翁道話二篇巻下、2冊セット　寛政8年（1796年）頃 　須原屋茂兵衛。
他就在和琴上作清，吟唱“藻不可根采”之歌。和書　弓道　神事儀礼　図解入り解説書　「射禮一統百手口訣」　流派、年代不明(恐らく江戸時代後半)　肉筆　武家保存希少品　23丁半。
其神之美，若教所恋之人了，怕不得不心。王羲之 拓本 複製 大正元年 真草千字文 小林写真製版所　楊守敬 内藤湖南跋 小川為次郎 　1217T1G。
冷泉帝自从一玉鬘芳容之后，心中念念不忘。近世木活字本 渋井徳章記 近藤忠質訳『責而者艸 前編』（4冊=巻七～十）江戸時代和本 歴史随筆集 史書。
“衫子窈窕姿”那首俚俗的古歌，
成了他的口禅，使他日念。戦後の満州四星霜/梅震/昭和33年/長春・哈爾濱・長春から瀋陽まで・大連・舞鶴-東京/日本銀行旧友会誌「日の友」に連載したものに補筆。
他好几次地写信玉鬘。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　小笠原　　古文書　書状　歴史的逸品。

中国訳文の出典：『源氏物語（Yunsh wy）』
豊子愷（ほうしがい）中国最初の「源氏物語」翻訳者（文化大革命で没）

「真木柱の巻」原本の奥扉（原本番号40-B）の印は、仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室・伊達貞子の押印

左の写真が「源氏物語」真木柱の巻の末尾（原本番号40-B）の押印。●俳諧書●『誹諧御傘』全10巻5冊揃い 俳諧御傘 松永貞徳著 俳諧式目 作法書 帝畿宣風坊書林●古書 和本 江戸時代 俳句。
写真左下の角印が仙台藩の家紋印（竹に雀）
家紋印の上の2つの印は仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室（冬姫）。歌舞伎音曲 芸娼妓事情　通人必携 全　漫著：花笠文京　明治17年　繪入自由出版社★Hi.43。冬姫は内大臣・通誠の養女。絵図面古文書●宝永２年(1705)　城郭図　縄張り　240504。
冬姫は通称。新版・満洲名勝風俗写真帖/大正3年/歩兵第五十八連隊兵営全景/遼陽領事館/柳樹屯の奇勝/大連全市の瞰望/海城公園/海賊の斬首/子供の売買。正式な名は伊達貞子。酒井抱一筆　俵屋宗達筆童子採菊之圖鑑定書　文化九年十一月廿二日。
原本自筆上部には、「年光東流水」（年光東流の水）漢文の篆書印が押捺されている。『小倉百人一首 全』明治18年 東浦英二郎刊（山梨県甲府）明治時代和本。言葉の意味は、「時間の流れは東へと流れる川の水のように止まることなく流れてゆく」です。曲亭馬琴著 歌川豊広画『朝夷巡嶋記 第四編』（3冊）文政4年 河内屋太助他刊 江戸時代和本 読本 朝夷巡島記全伝。白楽天の有名な漢詩です。【倉敷浅尾騒動史】　渡辺頼母編　大正8年。

篆書体右の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）と娘・玉映の落款
右端の写真上は仙台藩主（伊達家）正室一覧表の表紙。古文書 古書 立原翠軒「吉利支丹法服諸器物目録」 昭和3年 珍書大観 吉利支丹叢書 歴史資料 彰考館 水戸藩　（レターパックライト発送）。
表紙の下は一覧の拡大写真（仙台市立博物館・刊行）
（奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。修養秘訣　精神強化療法　昭和14年発行。）

自筆の疎明資料等は、下記の通りです。廓東近丸撰『噺の尻馬』（全5冊揃）文政6年河内屋儀助他刊 百溪禄郎太旧蔵書（印記「百溪蔵書」）江戸時代和本 噺本 落語 妖怪図入。



（Ⅰ）・上の写真右端は、高松宮「源氏物語」のうち「桐壺」の巻冒頭・(出典資料　別冊「太陽」「源氏物語絵巻五十四帖」（平凡社・刊）７８頁。ｊ∞*　4冊まとめて　明治期　和本　尊攘紀事　一～四　著・岡千仭　明治15年　龍雲堂　古書/B34下。筆者は近衛関白政家公。近江彦根藩領出流原村古文書●文久３年　人相書写・御触書　新徴隊関係　1+8通　下野安蘇郡　現在の栃木県佐野市　240504　102。中央の写真は、応永五年（1398）の年号。仏教語大辞典　上下+別館・索引　３冊 中村元 著 出版社 東京書籍株式会社　昭和五十年第一版発行 古書 古文書 和書 古本 骨董 古美術。年号の左の印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）の落款（印譜）。檜山義慎『皇朝名画拾彙』（全5冊揃）文政2年盤松軒蔵版・和泉屋金右衛門他刊 神田香巌旧蔵書（「神田家蔵」「香巌珍蔵」）江戸時代和本。左の写真は、桐壺の巻の奥付。希少　万国船舶信号書　上中下巻セット　明治30年　海洋工学　航海　造船　モールス信号 戦艦　戦前 　明治大正 古書和書古本　P。左大臣から関白に昇進した近衛基熙（もとひろ）公の花押。本将校ノ外閲覧ヲ禁ス・新一般戰術講授録・3冊/寶蔵寺久雄/昭和8年/戦術研究の真剣味著しく高調せし現時に於て参考の価値あるを認め頒つ。上下２段の花押のうち、上の印は。竹久夢二木版画装『中山晋平曲 童謡小曲』(2冊=第15,17集) 昭和5年 山野楽器店刊 北原白秋・野口雨情・西條八十ら歌詞。出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）の落款（印譜）、下の印は仙台藩医・木村寿禎の落款（印譜）


「自筆の画像断層(MRI)写真」


（出品した自筆の「断層画像写真」（真木柱の巻）MRI 31―35A

「源氏物語」真木柱の巻の絵の資料

下記写真は、髭黒大将の北の方（正室）が大将の香炉の灰を浴びせる画面の絵






「天皇の曽祖父・大炊御門宗氏の系図」「額縁裏面表記ラベル」



1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図（公家事典303頁）
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。江戸時代 和書『磐溪小稿』 大槻清崇 紫薇園蔵 文政10年 1827年。

大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵（断簡）を出品
商品説明（来歴）	大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の旧所蔵である。【和算】和本「算祖」1～5巻揃　天和4年（1684年）図入り 超貴重書☆算数 数学 そろばん 塵劫記 江戸時代 算爼 法祖 算法闕疑抄。近衛基熙は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』（いっきしょう）を書いてある。導水瑣言　岸田吟香自筆書寫本（二五歳）　楽善堂主人寫　安政五年春三月寫。出品した大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに近衛家から出雲松江藩主・松平治郷（不昧公）の正室・方子（よりこ）に伝わり、方子の生家である仙台藩から同藩の藩医・木村寿禎に伝来していたものである。続近世畸人伝■和本■全5冊揃い■落丁なし■三熊花顛■伴蒿蹊■寛政10年（1798年）刊■続近世奇人伝。
漢詩文	原本自筆上部には、「年光東流水」（年光東流の水）漢文の篆書印が押捺されている。江戸時代の和本「真田三代実記」全50冊150巻、写本、箱あり傷みあり、真田幸村の軍記物、2篇１‐３巻可読だが大きな染みあり。。言葉の意味は、「時間の流れは東へと流れる川の水のように止まることなく流れてゆく」です。石井光雄・積翠先生華甲壽記念論纂/1942年/非売品/徳富蘇峰・川瀬一馬・石田茂作・長澤規矩也・辻善之助・宇井伯壽・鈴木大拙・神田喜一郎。白楽天の有名な漢詩です。御物粘葉本 和漢朗詠集 上下釈文 帙入。紫式部が「真木柱」を書くに際し、「白楽天・漢詩集」の漢詩を熟読したうえで「源氏物語」の「真木柱の巻」を書いていることがわかります。[絵本] 徳川十五代記　明治27年　印刷兼発行者：荒川藤兵エ★ko2.35。この原詩の言葉の引用は、「真木柱の巻」に用いられていることで広く知られている。扶桑蒙求 岸鳳質 天保14年 李澣 幼学書 寺子屋 尋常小学校 世話千字文 和漢朗詠集 検） 戦前明治大正古書和書古文書写本古本 NY。紫式部がこの原詩に親しんでいたことがわかる。1911年 書画鑑定大日本名家全書 印譜 花押 検索:法書道 封泥 篆刻 金石鼓文 篆字 落款 羅振玉 支那 呉昌碩 朱印存 斉白石 張大千 黄易 雅印。
漢詩の落款の意味	原本上部の漢詩の落款は、「讃」と称されるもので、古来、掛軸の書画に第三者がお褒めの言葉を書き込むもので元々は自筆でした。三橋四郎次著 石井柏亭装丁 島田青峯序『光波子句集』昭和16年 私家版（静岡県）三橋光波子俳句集 菊川市郷土史料。貴族から始まり藩主、あるいは高名な茶人や僧侶が書かれて、それが茶会の「掛軸」に装丁されて披露されておりました。N23040103 京都府布達明治9年〇癲狂院(てんきょういん,8年南禅寺に設立,我国初の公立精神科病院,川越病院の起源)治療条則改正 入院料は随意。　特に出雲・松江藩などの茶道の盛んな大名家の所蔵する自筆などに「讃」が付され、後に自筆に代わり、石刻による「漢詩」の篆書が「讃」として用いられました。鳥井正之助編 大庭新八翻刻『一筆漢画』（全4冊揃）明治14年刊 中国光緒年間の草花画手本帖の和刻本 彩色木版画譜 明治時代和本 中国美術。　「茶事」は、「ヨーロッパの晩餐会（ばんさんかい）」とも言われます。新居帖 全4冊◆頼山陽、桃花庵、明治9年/u167。晩餐会では、「ワインを楽しむために行われる」ところも似ています。新薬方鑑 リープライヒ 　明治22年 医学 明治期江戸期　検）西洋医学医術蘭学漢方学薬学薬理学出産学薬剤学 戦前明治大正古書和書古本 NK。とりわけ、茶室に入って行うことは、床の間の「掛け軸」（かけじく）を拝見（はいけん）することです。大日本法律規則類編　上下巻セット　明治19年　戦前　法律法学　六法全書 　明治大正 古書和書古本　P。茶道では「掛け軸は最高のごちそう」といわれております。即決1857年安政4年『仮題　鯰絵暦指南書』陰陽師アンティーク天文暦学書、暦指南、八卦、卜占、江戸期和本、 Planisphere, Celestial atlas。とりわけ、漢詩の落款は、ただ、古典の漢詩を入れればいいという単純なものではなく、たとえば、「源氏物語」の場合、原本の中に込められている紫式部が考えた知識を読み解くことにあります。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　　藤原盛道　寛永　武蔵風土記　　古文書。「讃」の中に有名な白楽天の漢詩を単純に落款として入れたのではなく、紫式部が原本の中に白楽天の漢詩を読み込んでいることを知ったうえで漢詩を選んでおります。東亜研究所　資料　南方地域の鉄鋼など　他 計6冊。　落款の「讃」の元になるその原文の個所には、 「年光東流水」（年光東流の水）漢文の篆書印が押捺されている。軍事資料★「通信所日誌」明治36年9月18日ー23日　鶴原通信所　広島湾 呉要塞砲兵連隊便箋。言葉の意味は、「時間の流れは東へと流れる川の水のように止まることなく流れてゆく」です。淺智露　（武具　鎧など）　鏡嶋源養正著。白楽天の有名な漢詩です。N23021111○熊谷県布達明治8年○本県利根郡湯檜曾村より新潟県魚沼郡清水村迄 清水越の開鑿落成 三国嶺通に比し里程短縮 熊谷県権令梶取素。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。大正記念写真帖/大正5年/東京市の御大典法祝会/悠紀斎田の御田植式/主基斎田の御田植式/北京における蒙古僧侶/冬季の奉天市街/大隈内閣。 つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」（かけじく）を拝見（はいけん）の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。とぼとぼ六十年　限１５０部　畦地梅太郎。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。正戸茂『経営心理学 応用篇 勤労意欲・モラール管理』昭和29年 丸善発売/広島工業経営学会刊 経営理論書。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。古山師重（古山太郎兵衛）『新板役者絵づくし』（全3冊揃）限定300部 大正10年米山堂 元禄時代『役者絵尽し』復刻版 野郎歌舞伎 元禄歌舞伎。
自筆の希少価値について	自筆の稀少価値は、和紙の生成技法の緻密さにあります。小林善八（小林鶯里）『小説豊臣秀吉』昭和11年 大京堂書店刊 初版本。上の「拡大断層（MRI）写真」でわかる通り、極めて薄い和紙の上に墨の文字がくっきりと浮き上がるように「源氏物語」の文字が記されております。兒島高德事蹟私考・児島高徳/尾形惣三郎/昭和3年/元弘の乱に後醍醐天皇に応じて挙兵・天皇が隠岐国へ流される時途中で天皇を迎えようとした。 出品している書の「断層（MRI）写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。唐衣橘洲『狂歌初心抄 完』寛政2年序 耕書堂刊 江戸時代和本。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　古文書　書状。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層（MRI）写真」です。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　　犬甘　甲冑之部　鎧着　　古文書。 古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層（MRI）写真撮影」をしております。【洛座】明清名家書法大成 全八巻 本 初版 1993 定価 126,000円 ＜古本 呉昌碩 王鐸。撮影後、展示のために再表装をしております。松本楓湖編『日本画譜』（全2冊揃/木版画16枚）渡辺省亭 永峰秀湖 川端玉章 橋本雅邦 岸竹堂 小林清親 荒木寛畝 瀧和亭 菅原白瀧 跡見玉枝。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste（再剥離用糊）」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。伊良子光信編 中川重麗校『金石図解 全』明治15年 村上勘兵衛刊 明治時代和本 銅版画口絵入 鉱石・鉱物類を図版入りで紹介。
断層(MRI)写真	従来、日本の古美術の鑑定の際の分析・解析は、エックス線写真、赤外写真、顕微鏡が中心です。梁川星巌『星巌集』（全12冊揃）天保12年 河内屋茂兵衛他刊 江戸時代和本 漢詩文集 漢詩集。一方、アメリカやイギリスでは研究が進み和紙の組成状況を精確に分析・解析をするために断層(MRI)写真が利用されており、今回の出品に際し、「断層(MRI)写真」を資料として出しました。信濃國上水内郡南郷村未年浄土真宗宗門人別改帳。本物を見分けるための欧米の進んだ分析・解析技術を見ることができます。石田玉山『国姓爺忠義伝 前編』(全十三巻十三冊揃)文化元年 柏原屋源兵衛他刊 江戸時代和本 読本 絵本国姓爺忠義 中国史 浮世絵師絵入本。
寸法	「源氏物語」自筆の大きさ　タテ２１．８センチ　ヨコ１２．８センチ。蕉風極秘傳　中花堂東川　寳暦四甲戌年　會津藩家老一瀬氏舊藏本。額縁の大きさは　タテ３７．０センチ　ヨコ２８．０センチです。和刻本正史　漢書ニ　列傳下。額縁は新品です。アンティーク、天文暦学書、卜占、気象気候、28宿、古暦、江戸期和本1659（万治2）年『新板長暦　上下　2巻揃』太陰暦。
「源氏物語」の自筆について	１・筆跡の分析について 　国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　　毛利　　古文書　書状。 一方、欧米では一般的には、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。詠史百首　大沼枕山　明治期　和歌　短歌　詩学　戦前明治大正古書和書古本　　NK。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。皇国開闢由来記・日本国開闢由来記・4冊/指漏漁者編・国芳画/絵入和本。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。清水了随纂輯『油断大敵 一名心のせめ 全』明治12年 思誠堂蔵版/うさぎ屋誠刊 狂歌集 明治時代ボール表紙本。 ２・大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）の自筆の特定について 自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。福澤諭吉著『清英交際始末』（全2冊揃）明治2年 尚古堂刊 阿片戦争後のイギリスと中国の外交関係を記す 明治時代和本 福沢諭吉。その後、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　　中津　　書状　　古文書。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）」であることが判明した。観世流改訂謡本　40冊セット　明治発行。 「源氏物語」には、応永五年（1398）～応永十三年（1406）までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が２３歳から３１歳までの間に書かれたものと推定されている。聖戦美術/陸軍省情報部/非売品/支那事変二周年記念日/昭和14年/小磯良平・向井潤吉・川端龍子・橋本関雪/荒木貞夫題字/和装本/戦時資料。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年（1421）４７歳で没している。墨子兵書　全四冊。 ３・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について 近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。【豪華複製版】嵯峨本徒然草 上下巻2冊組◎奥山春枝 鈴木尚美社 影印本 1934年（昭和9年）発行。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。和本「毛詩鄭箋標註・詩經古註標註」全20巻合本5冊揃 天明6年(1786) 江都東山先生/訂正 中国最古の詩篇 儒教 経典 (江戸。 ４・近衛基熙（このえもとひろ）について 近衛基熙は、慶安元年（1648年）3月6日、近衛尚嗣（関白・左大臣）の長男として誕生。恵中（草庵恵中・慧中）著『海上問答』（全3巻3冊揃）寛文10年刊 江戸時代和本 仮名草子 絵入本 仏教書 仏書。母は後水尾天皇皇女女二宮。二大漢籍国字解　全12冊揃/早稲田大学出版部/92823。実母は近衛家女房（瑤林院）。富岡鉄斎旧蔵書（蔵書印2顆・自筆箋付）五十嵐篤好『天朝墨談』（全5冊揃）安政6年青藜閣梓 江戸時代和本 書道論。幼名は多治丸。明治期 紋様書 鳴海賀太 検索⇒図案 香盒 設計 木版摺 支那 文様 古玉 武器 兵器 軍服 古建築 彫文 小田切春江 浮世絵 絵本 話本 武士 絵図。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。日本橋浮名歌妓　校閲：伊東橋塘　編輯：山田春塘(山田伊之助)　明治17年　滑稽堂★Hi.42。承応3年（1654年）12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。5 古文書 模写 写し 写本 千葉県令 申上書 市町村 沿革 明治維新 肉筆　木更津　江澤潤一郎。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年（1655年）従三位に上り公卿に列せられる。江戸前期～中期頃刋　古板　『百人一首』六種類　一括。明暦2年（1656年）に権中納言、万治元年（1658年）に権大納言となり、寛文4年（1664年）11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。橘守部詠 橘冬照選『橘守部家集』（全3巻揃/合本1冊）嘉永7年後跋 椎本蔵板 江戸時代和本（明治刷）橘守部歌集 国学者。寛文5年（1665年）6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年（1671年）には右大臣、さらに延宝5年（1677年）に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年（1690年）1月に関白に昇進した。頼山陽『校刻日本外史』（全12冊揃）明治18年 大日本帝国海軍軍艦・富士山艦旧蔵書（印記「富士山艦印」）明治時代和本。近衛基熙は、寛文5年（1665年）から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
HP	近衛基熙・旧所蔵「源氏物語」自筆を出品いたしました。1932年 情緒漫画 折本 大島 奥伊豆 南国の五日 田中才二郎 松岡由助 初版本 東京府 検索:風俗 花街 舞妓 温泉街 昭和爛漫 鳥瞰図 地図 花町。出品以外の所蔵品を紹介した出品者のホームページ「源氏物語の世界」をご覧ください。n21010613○太政官日誌 明治3年庚午第64号12月〇海軍服制定む 絵図10丁全19丁〇陸軍徽章制服 絵図11丁全13丁 和本古書古文書。 ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。写本／去風流活花／「活花新活」／永埜某述／寛政4年筆写／岐阜高山：宇野氏所持本。

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